断熱モルタルを塗るんで『ラス』(金網)をつけます。
これが無いとモルタルが剥離する可能性が高くなります。でも、金属の熱膨張の影響でモルタルにヒビがはいりやすくなるという考えもあるんで悩ましいところです。
断熱モルタルのメーカーさんに質問したら、ラスは施工してくださいとの返事がありました。
後ろ姿。
これが断熱モルタルのアサヒライトキャスターです。旭硝子AGCセラミックス株式会社製です。窯本体をつくったときの耐火レンガ、耐火コンクリート(アサヒキャスター)もAGCセラミック製です。こういったDIYの窯つくりにも理解のあるいいメーカーです。
アサヒライトキャスターは軽石風な仕上がりで断熱効果があります。
耐火レンガの窯本体はガンガン熱をためて欲しいんですが、その熱が空気中に逃げていかないようにするわけです。
5センチぐらいの厚みになるようにコテ塗りしました。
左官仕事は楽しいです。このライトキャスターは施工性がかなりいいんで、分厚く塗っても垂れてきたり膨らんだりしません。といっても一気に5センチは塗ってませんよ。2度塗り(3度塗りやったかな?)して厚みをだしています。
でも普段あまりしない作業は体中の筋肉が悲鳴をあげます。
2日ほど自然乾燥させたら、窯に火を入れて断熱モルタルに『焼き』をいれます。
メーカーさんのマニュアルでは「ちゃんと火入れをするように」ってなってるんですが、窯の中からしか火を焚けないんで外側はちゃんと熱をかけること出来んよな。
焦って急に熱を加えすぎたか、ヒビがはいりました。
ヒビのところから水分がしみ出しています。